基礎の力については、なかなか伝わりにくいので、私は、レクチャーで話しています。
基礎を徹底してやれば応用に効いてきます。基礎がBとしたら、それは応用Cに届くのです(Bはベーシック、CのベストはウルトラCのつもり)。
それではよくワークショップなどにある、この2つの間と思えるアドバンス=Aとでもいえるレッスンはどうなるのでしょう。
私はCを見据えてBだけに専念する期間をとれるかが、大輪を咲かす条件であり、「条件を変える」と言っています。
ところが、多くの人はすぐに応用Cに結びつくアドバンス=Aのところばかりやるのです。
Aのなかでは、状態をよくするのです。ときたまCに届いても、ウルトラCなど出ようもありません。つまり、Aでは-A、Aが+Aになるくらい、これが普通のヴォイトレです。これは研究所内でもやっています。ただし、私の考える究極の、いや本来のヴォイトレはB→Cなのです。ここは、基礎と応用をやるところです。