トレーナーにつくのは、メニュや方法に振り回されなくなるためと思ってはいかがでしょう。一人でやるとプロセスに確信が持てず、疑問を持つことでしょう。そこで他の人に聞くのはよいことです。まして専門家であるトレーナーの意見、アドバイスは貴重です。しかし、そこにさほど客観性はありません。そこをあまり期待すべきではありません。その理由はこれまで何度か述べてきました。
自分の頭で、「こうやれば、こうしなくては」、というのは、すでに対応を誤っているのです。なぜなら、本当にすべきことは自ら対応できる範囲を超えていることだからです。
それならば、トレーナーや本も含め、早くあらゆることを知った上で、全てを忘れて捨てるというのがよいのです。考えすぎて悩むタイプの人へのアドバイスです。雑念を切るのに雑念をたくさん入れ、徹底していくのです。それに本もトレーナーも使えばよいのです。無意味を悟り、忘れるプロセスとして使うのは、高度な使い方の一つです。