型は、選択され決まった動きのように思われています。それはローテーションとなり、フォームとなります。習慣となり、基本の型となるということです。
その型をもたらすものにも、自ずと形ができてきます。形は、辿っていると小さくなりがちです。少しでも大きくするつもりで接しましょう。形は同じでもイメージを大きくして試みるのです。
すると、これまでに使っていない脳、感覚、体を働かせることになります。そこで、これまでの習慣、くせがとれたり、もう一度原点に戻ったりするきっかけにもなります。
もたらすものが大切なのに形しかみえず、学ぶことが形をとることと誤解されがちです。型は、形を優先して、本人の自由を失わせることが多いのです。形から動きを感じられるようになると型をふまえて、ようやく自由を得られるのです。