ものごとの学び方には、教えられて学ぶ以前にしておくこと、できたら、先にやっておくとよいことがあります。
教えられることは、すでに選択されています。大体は、「それが正しい」という形で入ってくるからです。
1.これまでやっていないことをする
2.何でもよしとしてやってみる
3.極端なことをやってみる
こういうことは試みられません。
何事も、正誤の判断の前に、経験としてあってもよいことがたくさんあります。そして、それは学びのなかで、行き詰ったときに多くの手掛かりをくれます。
それに対し、教えられることは一つの形、体系になります。これまでにやっていないことをするわけです。そこから形になると、教えられていないことや禁じられていることは、しなくなります。それは無駄を省いているのです。しかし、実のところ、省いているなかで多くのことが落ちてしまうのです。
やってみて正されることよりも、やっていないことは、ずっと多いでしょう。個性やオリジナリティは、そこに潜んでいるものです。ですから、一人でやってみるとよいのです。