アインシュタインの示す世界は、ニュートンが示す世界よりも物理的世界というようなことになります。でも、私たちは、リンゴが落ちるとみえる主観的世界にいるので、リンゴを地球が引っ張っているというニュートンの世界は、充分に、物理的=科学的です。主観的ではなく客観的といえます。
一方、宇宙の視点まで広がったアインシュタインの世界とても、絶対に客観的ではないのです。数字や科学だけでなく、物理もまた、純粋に物理的世界ではないといえるからです。
でも、そんなことは、3次元の今に生きる私たちには大した問題ではありません。自分のなかでさえ、主観的な捉え方は、刻々と世界の様相を変えるのですから。