ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

早くより、しっかり

 喉に限りませんが、体、筋肉を固めると、同じように動かしやすくなります。そのため、初心者やアマチュアではまじめな人ほど正確さを狙って固めがちになるのです。トレーナーにも、それにこだわるまじめな人が多いです。

それに対して、プロは最大限、無駄をなくし、流れの中で効率的に扱うすべを身につけています(これには重力や反動などもあります)。

 早く正しくできるように急ぐのと、しっかりと身につけることがイコールでないことに留意してください。ただし、プロセスでの必要悪としてレッスンやトレーニングでは、固めるプロセスをとり入れざるをえないことが多いのです。ただ、それを自覚しているトレーナーが多くないことが問題です。

 遊びや、ゆるみ、しなりは必要です。頭をからっぽにし、遊びながらの練習がいいのです。笑いながら、アホな顔してやれば、力は入りません。

 これらは多くのレッスンと反することですが、イメージトレーニングで大切なのは、全力でやるのと、自分のフォームのあるべき姿は、大体において、違うということです。野球でも投球の軌道で打つのは違ってくるでしょう。目的によっても、鍛えられること、つく力も違うということなのです。

 「他のトレーナーのトレーニングをすぐに否定するな」というのは、初めての人には分からないことです。そのトレーナーもわかっていないことがあります。

 私はいつも間に入って説明しているので、誰よりもわかってきました。

 

欠点を洗い出すレッスンと、欠点をカバーする本番は真逆です。あなたのレッスンは、欠点をカバーすることしか教えられていないのではありませんか。毎日どんどんよくなっていくからよい、と思っていませんか。ミスしないということや高い声を出せるようにということと、効率のよい自然な発声は、異なることが多いです。

 そういう目的の一つから入ることは否定しません。プロセスとしては、無理しない範囲で、一つのことにこだわらず、大きな目的に格上げできたらよいのですが。