夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

オリジナリティ

オリジナリティを「初めてやったこと」とか「誰もやっていないことをやった」など、人と違っていればよいという見解もあります。しかし、私は、レッスンとトレーニングの視点から、オリジナリティを「他人のなしえないことで他人に通じさせる価値」として捉えています。

 確かに初めての試みは、そのことで評価されてもよいですが、他人と違うことをやればよいわけではありません。私の立場として、研究所のレッスンとの絡みで述べています。となると、リピートと積み重ねが肝心です。

 YouTubeで話題になるものは、動画という伝達手段を誰もが手にして、まだ日が浅いため、「初めて」とか「人がやっていないこと」が多いでしょう。それなりに楽しめる価値があることを知らしめました。確かに100万回以上も再生されているのは、100万枚売れたレコードには遠く及ばないとしても(少なくとも無料ですから)、何らかの価値のあるものと言ってもよいでしょう。

 でもオリジナリティとは「オリジン」、「その人のなかの、その人たるもの」が出てきたことについて、私は使っているのです。他人との違いというと、同じか違うかというのは、程度問題、細かくみていけば全てが違うのです。