世界中の人が使っている音と特定のエリアの人が使っている音とを比べてみましょう。英語と日本語など、実際の言語を比べてみると早いですね。いわば、比較言語学です。
たとえば、国際音声記号を使うと、人類のすべての言語の音声(調音点、調音法)を記述することができます。
たとえば舌を歯茎と軟口蓋に同時につけて出すなどという発音は、人間には難しいので言語の音として使われることはそうはないのです。
1、 人間としての共通の楽器部分で出せる音
2、 自分の使う言語に含まれる音
どの言語も母音と子音をもちますが、それぞれ異なります。
とはいえ、母音とは、共鳴した有音声、子音とは息や共鳴を妨げる(加工する)音ということでは、共通しているのです。