夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

先を視る感覚

運転の教習で「先をみること」という注意を受けると「そんなに先をみるの?」と思うほど先をみるのです。高速では、さらに「もっと先をみること」と言われます。慣れるとあたりまえのことで、先に集中します。横や斜め前など見ても仕方ないとわかります。時間が流れる、その時間は、前に走るときは前からくるのです。時間を空間に置き換えて、視線は先にいかないといけないのですね。

 球技でパスを受け取るのと同じです。先に走ったところにボールはあるのです。ボールを追いかけては間に合わないのです。最初は目に入るものが多く、周りの人やものの動きに気を囚われます。頭で考えて体で覚えることが妨げられます。先を見ないと、体ごと先にワープさせないとよくないのです。

 最初にアクセルを踏み込み、60キロくらいで長く走る講習をやれば、早く走行感覚が体に身につくと思います。あれこれ見ようとせずに先を見て、アクセルをふかして、初めてその世界がみえてくるのです。昔は、踏み込む勇気のない人や女性の運転が危なっかしかったのを覚えています。