情熱をもってクールになり切るのと、第三者的に演じることは違います。しかし、この二面は、どんな演者、いや、どんな人でも必ずもっています。
たとえば、自分とトレーナーをみます。ここでいうトレーナーとは、自分のなかのトレーナー像です。
私は、トレーナーだけでなく、クライアントと師事するトレーナーとの関係をみる立場です。
その二者の関係をみる第三者です。しかし、演じるときに、これを自らのなかにもてるとするなら、プロでも一流の演者でしょう。
研究所は、個人レッスンやグループレッスンだけでは得がたいそういう複合のシステムを体制にしているのです。