どんな呼吸法でも、大体は健康やモチベーションの維持などに役立つので、むしろ、歌唱や発声のための呼吸が特殊なのです。
日常から、そういったものに役立つので取り入れているのであれば、それでも構いません。カラオケで歌っているだけでも、下手に呼吸法を学んでいるよりスムーズにいくでしょう。ジョギングや水泳なら、呼吸トレーニングよりも呼吸筋は強化されます。
レッスンの場合は、目的に役立つようにセットします。水泳や禅やヨーガをどんなにしても、オペラ歌手やミュージカル歌手になれる条件が整うわけではありません。