本当に世の中でやれている人は、身につくとか身につかないなどというようなことでは、語らないのです。つまり、自らやるからやれているのです。
そこに自分が足らないものに気づき、そこを補うために、その才能のある人を使うのです。目的がはっきりしているから、人を選ぶにも間違えません。だからプロになれたし、プロであり続けられるのです。こういう考え方をもつことが、身につけていくのには大切なことなのです。
トレーニングが目的のうちは、身につくとか、つかないとかで、バタバタしてしまうものです。世の中でやっている人は、身についていようが身についていなかろうが、やっています。
充分に身についていないことを知っているから、学び続けています。というよりも、そこでやり続けられている人こそが、身につけていくということなのです。
そういう人は、何も言いません。そんなことは問わないです。問うても仕方のないことだからです。やっている、やれている、現実がすべてです。
長くやっていくために、自らトレーニングするのです。ノウハウとかマニュアルをあれこれ言っているのは、人生の浪費です。