たとえば、
1.声が伸びずに生声になる。響きがない、声量が足らない。
2.高音が出にくい。または、中低音域が出にくい。
3.ピッチがずれる。リズムにのれない。
4.発音、歌詞がクリアに聞こえない。
いざステージとなると、誰でもこのような問題への対処が迫られます。レコーディングなら尚さらでしょう。個々の問題については、Q&Aブログにたくさん載せてあります。ステージとして、歌としての問題でなく、ヴォイトレの問題、声の基礎や音楽の基礎としての問題です。多くは、ステージ以前に解決しておくべきことです。
一言で言うと、これらは、もともとできていないままに声を出して使ってしまったゆえに出てくる問題だということです。
フィギアスケートで例えるなら、TVで放映される決勝ラウンドでは、仕上がりや技を競います。でも習い始めて間のない子供の発表会やコンテストなら、最後まで何とか滑れるレベルで競うこともあることでしょう。