私がサッカーを私のまわりの仲間と楽しむなら、シュートだけを練習したら十分です。でも、サッカー部の人と試合をするには、ボールを受けパスを出したり、ドリブルする練習が必要です。
「こういうのも何時間かやってみる」、というのが、今、行われているヴォイトレ、基礎と本番(試合)の真ん中にあるものです。もし本気で勝ちたいなら、彼らに走り負けしない体力、走力、筋力をつくります。試合は5分で終わりませんから、走り負けたら、シュートのチャンスどころかボールに触れるチャンスもありません。まして、Jリーガー相手と考えたらどうなるでしょう。
K1のファイターがパフォーマーに転向しました。彼にあったのはプロとしての心身だけでなく、ステージでの発想です。ファイターだったときも闘うだけでなく、パフォーマンスで人に伝えることをリングの内外で実行していたからです。