ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

声20+歌20

当初、研究所の拠点は、音楽事務所音楽大学の関連施設でなく、六本木の俳優座の事務所におきました。声楽家より役者の方が、声が早く鍛えられていたのを体験していたからです。その前は、声優の学校もつくった音響の専門学校におきました。音楽療法の桜林仁教授を顧問にしていました。医学と芸術の間に、私はヴォイトレを意識していたからです。

 歌での10、(=うまい歌10)に加えるオリジナルのフレーズでの10、これは、音楽性を伴うので、声だけでの判断では無理で、中音域から上の声で、役者には鬼門です。それでも声楽のテノールやソプラノほどの高さを当時は想定してなかったのです。ハイレベルの合唱やミュージカル以外であれば、1オクターブの確かな声で応用すれば充分に対応できました。歌は応用という考えは今も変わりません。

 一流歌手、プロ歌手が、昭和前期までのようにラジオ、レコードだけ(つまり、音声の表現力)で勝負するとしたら、声20+歌20の40、これを一つの基礎とみることができると思います。あとの60は、その他の全ての要素です。

 100でプロ、それを超えて200とか、500とか1000以上で天才歌手といったくらいにみています。表現者として目指すべき基礎のトレーニング面では、まずは100というところです。