「○○のためには、○○のメニュがよい」ということについての考えです。
私たちには、声のさまざまな問題に対して、対処するメニュ、方法がいくつもあります。だから、そういう形で伝えることは、少なくありません。
トレーナーがメニュを教えて、その人がよくなった。するとメニュの効果のように思われますが、必ずしもそうでない、というか、実は違います。
わざわざ言わないのは、「そのメニュでよくなった」と思っているのが、本人のためになるからです。メニュを利用するごとに、一定の安定した効果の出るパターンになって、儀式化していくのはよいことです。評価、信頼となり、トレーナーとしてもありがたいし、やりやすくなるからです。