夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

使えるように力をつける見方

こういう例は、生徒をどうみるかにも使えます。あるいは、私をみて半分もあるとみるか、半分しかないとみるか。この社会では、勝手に人をコップ一杯100パーセントのようにみたてて、そこから「半分しかない」などと人を貶めがちです。

 相手を、自分にも他の人にも使えないようにして悦に入る人が多くなりました。私自身は、海とは言いませんが、プール一杯くらいをみて、コップでスタートしようとしています。土台で違うのです。何とか海の実感を得たいとイメージして伝えようとしているのです。

 大して能力もないのは知っています。でも、私を使って得ていった人と得なかった人の違いこそが、能力、学ぶ力の違いでしょう。それは、そのまま、考え方、物の見方の違いです。どう見るのかは本人が決めているのです。同じく、どれだけ使えるのかということも。

 本人が目一杯使えるようにみればよい、みえなければそうすればよいのです。ただし、本人の力以上のものは使えません。使えるように力をつける、そのために時間がいるのです。