「マニュアルで早く少し上達する」のでなく、「いつか自由に大きく変わる」。それを目的にしましょう。時間や費用などを問うても何ともならないのです。求める人に、根本的に取り組む意志や持続する覚悟があるかということです。それがないのに、人が助けてできることはありません。
コップ半分の水をどうみるのかという、自己啓発書によく出る例があります。「半分もある」というプラス思考、「半分しかない」というマイナス思考。でも、これは出題する人が、一杯の半分と捉えた時点でマイナス思考だと、どうして誰も指摘しないのでしょうね。水がある、それだけが事実です。なぜ、コップの大きさの割合にこだわるのでしょう。コップ一杯を100パーセントと考えているから減点法にしかならず、一杯になって終わりとは、スケールの小さな話です。