「話」となるとどうでしょう。話し方教室と比べてみます。
1.リラックス、緊張緩和、あがり防止
2.スピーチやプレゼンテーション、音声コミュニケーションの技術(パフォーマンス)
3.話の構成、内容、意味(ここは、文章で起こしてもわかる部分)
声もせりふや歌のように使うところは、「話」と共通します。誰でも話せるし歌えるのです。そこに立ち返るのなら、より話せるより歌えるように、という比較の問題です。
1.(外部)うまい人と比べる
2.(内部)前の自分と比べる
この2つの軸で比べます。それとともに、プロの条件として、コンスタントにその力を発揮するということです。そこを再現性、耐久力など目標にするとわかりやすいでしょう。
スピーチ、面接、司会など人前であがりやすい人なら、心身のリラックスが問題となります。プロでも状態が未知数であったり、状態が不安(体調不良、準備不足)であれば、同じようなことが起こりやすいです。それが外にわかるかということのほうが現実としては問題です。
次の2つを踏まえておくことになります。
1.状況
2.状態
「500人の前で話してもあがりません」ということなら、500人の前で話す機会を与えて場慣れをしたらよいのです。経験を重ねることで自信をつけさせるのは、恐怖症の克服と同じくとても有効です。