例えば、走ることでは、天性のランナーがいます。走るのが好きで走っている人が選手になった、というレベルです。その人の生来の素質、精神、いわゆる心技体が向いていて、しかも日常でかなり接していたというケースです。
走ったことがない人は、ランナーになれませんから、育ちが要因としてあります。毎日の生活に組み込まれているかでしょう。毎日10キロ通学していた子や、農業、漁業を小さい頃から手伝っていたという人は、日常の中で、体や感覚が鍛えられていきます。知らないうちに他の人のレベルを凌駕してしまうのです。
両方と関わりますが、そういう人がたくさんいる中で、その人だけに突出したという、何かがあったということです。これは生来のものかもしれないし、育ち方、学び方に起因するのかもしれません。フォームを改良したり、努力したのかもしれません。素質や才能といわれるものとは区別しがたいです。
つまり、ここまで、
A.生来(DNA、生まれつきの何か)、
B.育ち(日常生活の環境での何か)、
C.A +Bの中で、更なる変化、他人に優れる何か、ギフト(天与のもの)とみてきたわけです。