テンポに遅れないだけのドラマー、コードだけを間違えずに抑えられるベーシストは、アマチュアですが、自分の足らなさを知っています。歌やせりふは、そこがあいまいなために厄介なのです。ルックスや慣れだけでもけっこうよいステージにみせられる人もいます。
大した練習をしなくてもできる人もいるだけに、レベルという問題が捉えられないままに進められてしまうのです。あるとき、急に基礎のなさに気づくことになります。
あるときとは、
1.より高次のレベルのことをやるとき
2.より高次の人とやるとき
3.自分のベストがキープできなくなったとき
4.喉の不調、声が出にくくなったとき
などです。