レポートも、慣れ、習慣づくりの一環です。それが難しい人のために、他の人のレポートをサンプルとして紹介しています。至れり尽くせりでしょう。自分の気づきと比べられます。他の人の質問や理解の仕方も学びの材料です。一つのレッスンを最大に活用できるように膨らませているのです。
これは仕事をしていくノウハウでもあります。私は、いつも多くのトレーナーのレッスンへレポートを読んできました。膨大なデータ量となります。会報のバックナンバーはロビーに置いて、ホームページに一部、公開して追体験できるようにしています(私は、相手や日付、目的まで知っているので、もっとも学べます。それはトレーナーをまとめる立場として必要なことです。皆さんは特定されていない事例として、普遍化したもので学ぶほうがよいと思っています)。
グループのレッスンや地方のレッスンで、とても役立っています。自ら主体的に学ぶための習慣づくりとして課しているのです。
よく学べる人は気づきもよいのです。ことばや文章にも特色があります。個性や味が出てくる人も、最初からそういうスタイルを持つ人もいます。小説家や文章のプロの人もいらっしゃいます。
自分の書いたものが実のあるレポートになっていくのも、レッスンと同じく一つの成果です。それも表現です。トレーナーの報告書よりもレポートがわかりやすいから皆さんに紹介しています。どんなものでも人それぞれというサンプルです。