もっとも大切なのは、最低限からの可能性の追求や限界の打破です。これまでの思い込みでの限界の確認をしても仕方ありません。現状維持の安定、安心に確信を得て、満足するのは、トレーニングでなく励ましです。認めてほめるのは、トレーニングの結果においてです。レッスンを続けてもらうために、ほめことばを使っていては本末転倒です。それが必要とされ、それに対応する、そこで人は育たない、では悪循環です。
今すでにある形を変えるというのは、ゼロから学ぶよりも大変なことです。それが周りに認められたり、プロとして活動しているなら、周りの評価もこれまでのファンも含めて、変えるのは大変なのはわかり切っていることです。だからこそ、ここの利用の価値があるはずです。
そこで本当に変えられる人は偉大です。多くの人は現状維持での守りに終わるのです。それ以上の努力まで、トレーナーは強要できないのです。