夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

慣れるな

トレーナーが、あなたの好きな音楽や歌の話がさほどできなくてもよいでしょう。誰も私にAKB48のオタク専門知識は求めません。そういう話は、仲間とすればよい。仲間とトレーナーを兼任(なかには、飲み仲間にまで)するのはお互いに無駄が多いのでないでしょうか。無駄こそが人生ですが、それではあまりに人間関係が狭すぎます。声のヘルパーには、たわいないおしゃべりしている暇などないのです。使い方としてもったいないですね。

 お金を払っているところで、それを求めるのは最初から違うのです。レッスンで、非日常の世界へのガイダンスをする、そして、別次元へ連れていくのがトレーナーです。スタジオを、いらした人のそのままの声なり表現でそこに満たし、日常化してしまうのではもったいないです。

 「日常のアナタ、違っていないが、まだまだだ」「だから、変えていこう」がトレーナーのメッセージです。

「(非日常の)トレーナーさん、これで合っているでしょう」という確認は不要です。

 でも、この時代、多くは「日常のアナタ、そのままでよい、そのまま続けよう」になっているのです。自分で続けてきたけど、まだまだだから変えようとなるレッスンが、続けていないため、やりましょう、続けましょう、になる。スタートラインとしてはよいのですが、そこからスタートしないとそのままなのです。そこはトレーナーの実力の見せ所です。