呼吸だけなら、喉に無理がこないから、喉の状態のよくないときもトレーニングができます。そこで呼吸で体を変えることを行います。これも喉を絞ったり乾燥させて負担をかけてはよくありません。声を体と結びつけるのです。大体が、この手順を飛ばしています。ここだけでも2、3年以上かかるのです(私は声で体を鍛えさせます)。
大半のヴォイトレは、口内での共鳴調整、発音矯正、声域(特に高音)、スケール練習を主とします。特にドミソミドやドミソドソミドのように、いきなり半オクターブ~1オクターブのスケールで、さらに2オクターブ以上の声域で行っています。
先に使う全声域のイメージを与えるのは一つの目的ですし、できていなくても、引っ張り上げてできるようにしていくのは一つの手段に思います。