実体としての本の重さ、ページ数は、紙の本では、量感への直観として把握できます。
90~120分、長くても3時間くらいで一通り読み、吸収していくことに合わせています。
長編の小説や長尺の映画はともかく、この時間の長さは、新書、ビジネス書、授業、娯楽映画、スポーツなどに共通のことです。
そうした時間の枠が、空間に実体として存在し、把握できるもの、ページ数としてみえ、厚さ、重さとして感じられているのが、紙の本です。
しかし、デジタルは、ほぼ無限です。
1日30~90分間くらい、ザッピングしている人が多いのですが、それは15分どころか15秒でも可ですし、3時間どころか6時間以上、接している人もいるでしょう。