レッスンで何人かのトレーナーにつけるのは、早くあなたや声のなかの問題を出すためです。矛盾であぶりだすのです。
違うトレーナーがついて同じ見解、同じ方法、同じようなメニュで解決していけるテーマというのは基礎であって、それは課題にはなります。やっていくとできていき、それであまりまえのことにすぎません。
そこは地道に平均点をアップをして、優秀に思われるレベルまでやっていけはよいのです。私は、これを「レッスンとトレーニングによる実力の底上げ」=「地力をつける」と言っています。
大切なのは、その先、トレーナーたちの矛盾が出てくるところをどのように自力で解決していくかです。そこにその人独自の世界観が現れるのです。
「バランスを崩すことを恐れず、トレーニングでは、レッスンで整えたバランスの崩れを拡大してみること」です。