私は、月16曲紹介し、そこに本人の選んだ4曲を加えて、年に240曲を、覚えられなくても、聞くように勧めています。できたら月に20曲から気に入った曲を4~8曲マスターしていくようにさせています。これでもかなり甘いものですが。
ネタを入れ込んで、シェークし、発行させていく、自分の強みをさらに強化し弱みを補充するには、これしかありません。基準も材料も、ここから変わっていくのです。できるだけ一流のものを入れておくことです。
私は、なぜアマチュアの人が、多くのプロも知らないし、使っていないような発声の理論やヴォイトレの方法に振り回されるのかわかりません。
プロは心身(喉)をつくってきたのと同時に、一流の声や歌を聴き続けてきた。そちらが中心です。
次に、同じように聴いても、入る人と入らない人、出てくる人と出てこない人がいます。その自分に気づいて変えていくことです。気づく人も、気づかない人もいます。こうして、気づくヒントを与えているのです。それがレッスンを支えるものです。