夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

プロセスとスパーク

レッスンやトレーニングの目的に、「歌手」や「役者」になる、ということをあげると、そのための目標の一つが発声の基礎トレーニングです。目的をおき、目標は、3年、1年、3か月のように時期で区切るとよいでしょう。

 声は、芯を支えていると動きだし、外へ働きかけたとき、共鳴しています。そういう結果が出ます。結果を出そうとしてレッスンし、トレーニングするのです。

 結果が出るのは、閃きと同じで出てしまうのです。出そうとして出るのではありません。瞬時に、閃きのようにスパークしてしまったらできているのです。

 夢のように時空が消えます。体―息―声―共鳴がすべて一体化して、そこで言語や歌を処理しているということです。無心に読経しているような状態が参考になるかもしれません。

 早い、高い、深い、この3方向を応用としてとるとします。そこでは、好き―嫌いでなく、すぐれているもの―すぐれていないものがあり、すぐれている人―すぐれていない人がいます。

 どれか一つからでもよいのです。表現という目的において、いつか一致すればよいのです。

 何をやっても、もっと才能のある人がいて先がみえないときには、勉強不足と思って勉強しましょう。

 欠点を磨いて長所にするのも、大切なことです。

a.長所 概知  くせ、過去、体制的、保守的、こなす、うまい、正しさ、きれい

b.欠点 未知  個性、未来、反体制的、創造的、表現力、深い、インパクト、濃い

対照してみると、こうなります。b→aでなく、a→bなのです。長所から短所にいくのがトレーニングのプロセスです。