マイクを使わないものは、使うものより、声を支える体に問われる条件が厳しいとはいえます。マイクをごまかしで使わないなら、厳しさのレベルでなく、要素が違うということです。しかし、ごまかしか、効果か、フォローか、テクニックや表現かというのは、厳密に分けられるものではありません。ステージから多くの人に聴かせること自体、特殊なふしぜんな状況ですから。そこで声楽的発声か、マイクかを選ぶのなら優劣はつけられません。
声なので届くこと、声量、共鳴については、基本の条件です。優先度は、重要度で違うということです。ただ、クラシックは、世界の中でも特殊にかなり思われます。それで全世界に広まったのですから。