成果を直感でみる、それを10年先か今日みるのかでは全く違います。ここまで近視眼的になってしまったのは、時代とはいえ、教育や環境のせい、大人の責任も大きいでしょう。
きついから高まるわけではありません。でもきつくないのに高まることもありません。楽しいことはよいことです。しかし、要は質の問題、価値ということになります。
常に一つ上をめざして生きているかという価値観、哲学のようなものがあれば、その人の世界観として作品に出るでしょう。
声や歌は世界を創るツールです。でも、ツールにすぎないのです。ですから自分の意志が大切です。それも、どう見立てるかで問われるものでしょう。
ここは、それぞれのコーチのようにトレーナーがいます。私は監督として、その役割と配分をどうするのかを伝えます。日々、見立てについて、考えていくのです。