夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

感じとる

どんなにできなくとも、感じとれるなら先があります。感じとれなければ、感じとれるように努めましょう。感じなければ感動もしないのです。感じとれるからできるようになるのです。

 次に感じたことを自らやろうとしても、うまく一致しなくなるから、基礎条件が必要なのです。その一つが声力です。「役者の声」と私が述べてきたものです。その下に呼吸、体があります。支えとも呼ばれます。

 感じられる、みえないものに感じていき、みえるようにしていくことが前提です。かつて、私は、レッスン時間の9割を聴くことに使っていました。それは感じることの絶対量不足を補うことが必要だったからです。音や声から体や支えを感じていくのです。感覚の系の強化が必要なのです。