夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

日常の声の使用量の不足

日本人の生活や文化は、特に耳で聞く声よりも、目でみる視覚に多くを負っています。私はその考察のための材料をたくさん持っています。しかし、ここでは日本語が「聞く話す」よりも、「読み書き」にすぐれていること、日本発の文化はビジュアルがメイン、J-POPさえ、声や音よりもビジュアルで世界から評価されていることをあげるに留めます。

 日常レベルでの音声の必要のなさが、声の使用頻度の少なさになっています。量も強さ(大きさ)も他の国の人の何分の一かになっています。この傾向は、今世紀になってますます強まっています。

 聴き手の耳の変化で、声の強い表現力を拒むようになってきていることが気になります。