発声練習では平気な人にも、ステージ表現することで喉に負担がきます。本来はそうであってはならないのですが、歌唱でさえ、その人の安全な範囲をはみ出すことは少なくありません。
安全なところ(ベース)なら8時間くらい出せる力を身につけておきたいものです。それに耐えうる発声づくりが、私の考えるヴォイトレのベースです。
ことばをつけると、少し負担がかかります。
注意していることは、くれぐれも仕事以外には声を使わない、控えることです。打ち上げなどは細心の注意が必要です。カラオケでも声を壊す人の大半は、歌の大声や高音域がきっかけですが、アルコールや食事、おしゃべりで、数倍悪化させているのです。