表現は、歌のフレーズの応用、歌のフレーズは声の応用、とみています、私たちは、常に声を応用しているつもりで、応用させられています。そのことで何かを得たつもりで、多くを失っているのです。
基礎のままでは通じないから応用します。そこで何かを得ているのですから、よい効果として出ていたら、よしとします。大切なことは、基礎から欠けていたものを補うことは、応用においてでなく基礎として行うことです。
悪い結果が出ていたら、それをやめ、基礎で欠けたものを補い直しましょう。基礎そのものが本当に基礎なのかを疑ってみましょう。もっと基礎を固めることが必要なものです。