正しい姿勢かどうかは、呼吸でみればよいのです。「姿勢が正しい」と言ったところで、正しく保とうとしているのだから呼吸は深まっているはずがないのです。深い姿勢、姿が勢いをもっていたら、深いものに感じられます。しぜん、体、呼吸などしていないようにみえるのが一番深いのです。
すぐにわかるように教えてはならないのは、こういうことがスルーされるからです。鈍さが助長されるからです。教えるなら、逆に、自ら鈍さに気づく材料を与えることです。
教えてわかってできるようになったというプロセスには深さがないです。正解を覚えてくり返して言えるようになる。そういう知識で説明する人が増えました。
私の体験では、教えず、わからず、できていない方が、深まる可能性が大きいです。