あなたの今の声も無理に変えたくせ声も、違っているのではなく、未熟なだけです。器が小さい、いびつなだけで否定されるものではないのです。声優のアニメ声の一部などは、まさに無理に別のものとして使っているものの代表例です。男性のファルセットも、そうなっているといえなくもありません。
問題は、それが中心か周辺かです。本人の中心に近い周辺か、本人と離れた周辺かということです。それによって、しぜんとよくなるケースにも、なかなかうまくいかないケースにもなります。☆周辺になるほど無理がきます。しかし、そこを周辺として中心を知ればよいのです。中心に修正していくか、周辺も中心に含まれるように器を大きくしていくか、レッスンで両方を兼ねられたら理想的ですが、多くは、修正までもいかない調整で終わります。☆