夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

21.アーカイブ/研究所史/そのほか

声楽を使う理由

アイドルの話を持ち出したのは、私が最初に関わって、もう30年になることと、その縁でいろんなところからいらっしゃるからです。 最初は「ステージのための声の調整」がメインでした。時間的に基礎づくりをできなかったために、私が研究所を一般の人が長期的…

アイドルのレッスン

ここには何名か、日本でメジャーな会社のアーティストがきています。発声に声楽の基礎を身につけさせています。 大した基礎もなく、現場に出される日本の業界は特別です。かつては20歳大半ばで使い捨てでしたが、今は、あまり年齢で決めつけられないところは…

削ぎ磨いていく

二十代の頃は何もかも一人でやろうとして、あまりに膨大なやるべきこと、知るべきこと、生徒の数やレッスンの量に忙殺されました。 まわりは、レッスンだけでも大変な私に、ステージから打ち上げ、合宿からライブ、研修、構成、取材、執筆と、歌えや踊れや、…

研究の3条件

スタッフやトレーナーの質とともに、いらっしゃる人の質も大切です。数だけではありません。勤勉な人の声に接することが何よりも大切です。 私たちトレーナーは、そのときの症状のよしあしを診る医者ではなく、将来に向けて力をつけさせることが役割だからで…

事例研究

毎月何十人、トレーナーも入れると何百人とのレッスンでの接点をもつ、この研究所では、日々いろんな問題が生じます。あるものは持ち込まれ検討に、あるものは新たに対策をたて、あるものは改めることを余議なくされています。いつも対処に追われています。 …

最高の作品☆

私は、「歌手も消えて歌が残る」「歌が消えて人間が残る」こういう2つのステージを最高のものとしてみたことがあります。「声が消えて歌が残る」「人が消えて魂が残る」そういうのにあたった経験もあります。ここでの結論は「楽譜が消えて歌が残る」で充分だ…

楽譜の研究

私がもっとも楽譜の研究をしたのは、当初、プロへのヴォイトレを始めたときと、90年代初頭、グループレッスンの初期、すぐれたヴォーカリストの卵たちが集まってきたときです。ともに、歌唱力も発音も、音感、リズム感もすぐれている人を相手にしたからです…

よいもの

歌以外の人をみることが多くなっていますが、オペラ、邦楽に関わらず、歌手という職の存在意義が問われていると思うのです。安全で安心な人だけが求められる状況が、舞台をつまらなくしてしまうのです。 宝塚歌劇団や藤原歌劇団も、当初はそうでなかったはず…

耳づくり

研究所の当初の目的の一つは、100人に1人のアーティストと99人の耳のよい客をつくることでした。これを20年くり返してスターが20人出たら、日本はおろか、世界も変えられるのです。私でなくアーティストたちによって変わるのです。 オペラの養成所として莫…

しぜんのレベル

私も無理して背伸びする時間があったからこそ、今があるのですが、ここ4、5年、トレーニングを再開して、確かに声の調子がよくなったので、自分のメソッドのよさを実感しています。どのメソッドも、そのまま他人に通じるわけではありませんが。 私は、舞台を…

プログラム化

これまでにもボディビルダーやフィジカルトレーナーのように体のつくりそのものを研究してきました。いつか毎日のトレーニングメニュや食事など、24時間の管理において、ベストのプログラムを実現していくのは、トレーナーの夢でしょう。 「貴方は、この項目…

筋肉と声

向こうの曲に関西弁をつけて大ヒットをとばした歌手が、私のところに向こうのレベルの声と体を求めてきたことがあります。そのころの私は、まだ体についての理解が十分ではなかったので、彼は、イチローのトレーナーのところに行きました。「1ヶ月で太ももが…

本質の話~総合化と個別化

声のまわりの問題を総合してから、その人自身の声そのものの問題に焦点をあてます。そこで、声はどのように鍛えられていくかということをみてきました。 ヴォイストレーナーも成果を急がされ、プロデューサーや演出家的のような役割を求められています。その…

ライブラリー☆

研究所には、アメリカのセス・リグスはじめ、イギリス、フランス、中国の発声のプログラムや音源、教材などがあります。日本のものは、この30年内のものは揃えています。高木東六さんや曽我さん、遠藤さん、松田トシ(敏江)さんのも。今の30代のトレーナー…

応用、進化、分化

私は、才能があり努力する人たちと、トレーニングを応用、進化、分化させていきました。研究所も、声づくりだけを専らやるところだったのに、歌からステージ、せりふからビジネスのプレゼンテーションなどに広がっていったのです。プロセスは以前にも詳しく…

万能薬はない

研究所で私が学べたことは、一つの方法をもって、すべてのタイプ、すべての時期にはうまく当てはまらないということでした。トレーナーの違い、方法の違いは、生徒の違いと同じく、どこで同じ、違うと分けることが、すでに偏りなのです。その判断自体が価値…

役立てる

レッスンやトレーナーは、本人が役立てるように活かせばよいものです。同じトレーナー、同じ方法でも、活かせる人もいれば活かせない人もいます。誰もが少しずつ活かせる人や方法もあれば、誰かがあるところでバーンと大きく活かせるのもあります。 私自身が…

教えることの進化

私の考え方は最初から変わっていません。「基本講座」「実践講座」に、具体的手段が細かく述べてありますので、参考にしてほしいと思っています。 最初は、私自身が学び、習得してきたプロセスの体系化で、私の考え方と実践が入っています。その後、改訂した…

教材のつくられ方

本は文字ですから、イメージは伝わりにくい、といわれます。でも読んだ人のレベルに応じたイメージがつくられていくといえます。音声があると、声のイメージははっきりとします。それにもよし悪しがあります。 具体化される分、限定されるからです。絵がつく…

動画教材のよし悪し

本にCDを付け(ビジネスマン、一般対象本では10年後)、ガイド音源も入るようになりました。 動画化は、踏み込みませんでした。 音声だけでみせることにこだわったのは、声=音を学ばせたかったからです。 わかりやすくみえることは、学ぶこととは異なるから…

自分の声を入れない

CDについても多種多様につくってきました。いつも試行錯誤していました。英語の教材からヒントを得たことも多々ありました。 最初は、体や息のトレーニングは、音声にならないので、カットとしていました。 最近は、図やイラスト、あるいはナレーションで指…

CD教材のつくり方

CD教材といっても、一回聞いて終わりのものと、くり返して使うものは違います。最初にイントロや説明が長く入っていたら、2回目からは邪魔でしょう。 トレーナーが一方的に見本をみせているのもあります。生徒とかけあってレッスン室のようにしているのもあ…

デビュー本からの派生

私がヴォイトレの本を初めて書いて30年経ちました。発声について欧米から学んだ人が書いた本とは異なる、日本人としての本でした。それはそのまま、シンコーミュージックの「基本講座」は理論、「実践講座」はメニュを中心の本として世に出しました。 いくつ…

「もっとも厳しい客」として 

私は飽きっぽいタイプです。それがよくも悪くも「もっとも厳しい客」としての判断のできる資質になっています。今でも、声や歌を溺愛しているといえません。他によりよく伝わる手段があれば、それを使います。声や歌で邪魔するべきでないと思います。ヴォイ…

音楽を知る

プロの歌手をたくさんみているうちに、 世界の基準からみる 一流との比較からみる 同曲異唱からみる 同一歌手の歌のよしあしからみる など、骨董屋か目利きになるためのようなことを、私は歌声で他の人の何十倍してきました。 受講者の1コマ1時間ほど聞くも…

贅沢なレッスン

毎日、熱心な生徒がレポートを出して、「この曲で」「このフレーズで」こんなことに気づいたと教えてくれます。それは、教室で終日ゴスペルを歌って踊って説教しているような毎日でした。 私は世界レベルに歌を捉えて、そこから降ろしてきます。そうでないと…

なるようになる

創った作品を聴きたいと思うから人が集まり、聴きたくないと思うと人はいなくなる。私が皆の声(歌)を聴きたいと思ったから、どんどん聴けるようにしていったのです。そういうものがなくなったら場も機会もなくなるのは、あたりまえです。 私もがまん強く、…

創造と環境づくり

このように研究所のことを語るのは、トレーナーに教わるという姿勢から始めたとしても、一人ひとりが自分の声、自分の表現の研究をして、独自に研究所をつくって欲しいからです。 私は、環境と習慣を変えていく、その必要性を、いらっしゃる人に話しています…

変化と思想

ここに至るには、試行錯誤、うまくいかないことの連続でした。常に第一線で、全てをさらしていったからこそ得られたことが大きかったのです。多くの批判や叱責とともに、より多くのすぐれた人との関わりでできていったのです。 今の私ならとてもやれなかった…

初期化

私の思う歌手というのは、劇団員のようにはなれないとわかってから、今の体制に舵を切ったのです。そこまではOBや在籍した人にサブトレーナーを任せていました。生え抜きとプロデュースしたトレーナーとは、一長一短です。私は異質な集団でカオス状態にする…