「何か」があるらしいというのはわかるが、まだわかっていないので、そのことにアプローチしていく。それは「後になって身につく」という漠然とした予感からスタートします。
その答えは人生の後半にわかるか、もしかすると死ぬときにまでわかりません。一流や名人といわれる人は、死ぬ間際でも時間が足らなかったと言います。
私が専門学校やカルチャー教室を退いた理由に、年内プラン(シラバス)を前もって提出しなければいけないことがあります。会ってもいない相手とどうなっていくかもわからないのです。内容を出すときに考えても、実際は違うことをやりました。カルチャースクールで、カリキュラム通り進んでいくトレーナーのレクチャーを受けてつまらなかったからかもしれません。