相手に合わせ、現状に合わせ、求められることに合わせて応用していっても、基本は残るのです。なぜなら、基本は体についた声ですから、離れようがないからです。そして疑いようもない、どの分野でもそこを活かした一流の人がいるからです。
ただ、歌の声に限っていうと、日本では、劣化が著しく、応用しかなくなりつつあります。
研究所にいらっしゃる8割の人には、トレーナーが声楽のベテランで、役者、声優から一般の人の声をここで学んだ人であれば充分に務まります。他のスクールでも、そこをもっているトレーナーがいないわけではないのです。
