プロに、急ぎで仕上げを求められるというのは先に述べました。つまり、ほぼ調整のレッスンとなります。
では、時間がかかってもよい、基礎からしっかりと身につけたいと本来の目的でいらしたときには、今の力を分析します。2曲、違うパターンの歌をアカペラで聞くこともあります。もっともよいと思う歌唱のフレーズ(4小節くらい)と、もっともよいと思う声のフレーズで(4小節くらい)聞きます。歌手以外でしたら、せりふなどを使います。それから、問題があると本人が自覚しているフレーズがあれば加えて聞きます。面談カルテ(プロ用)を使います。