日本語は、同じ長さのシラブルからできているため、強い息での流れがなく、リズミカルな動きがとりにくいのです。どこを伸ばしてもよい長短の感覚になります。強い息の強弱で、リズミカルに発されている欧米語と比べてみましょう。
ことばをしっかりと言う練習で、ことばそのものにメリハリをつけて動かしてみましょう。
一般的に、声の高さは、弱い表現では低く、強い表現では高くなります。
定められた、このようなルールのなかで、話のメリハリをどうつくり出すかということは、あなたの個性がもっとも発揮されるところです。
ことばをリズムとして体でとらえないと、その人の体に合った本当の声が生きてこないのです。
メリハリ、緩急には、いろんなやり方があります。
盛り上げる前に少しおとすとか、盛り上がったあとに急におとすといった計算やかけひきによっても異なってきます。
うまくいくと、聞く人は、生理的に心地よくなり、快感とともに感動を生じさせやすくなるのです。
新鮮味を感じて、飽きさせません。リアリティが出てくるのです。
噺家や俳優、声優は、それをうまく活かしています。
(注)シラブル(syllable)=音節