現場のトレーナーから理想と現実の矛盾について相談をされることがあります。私もこのことにずっと触れてきましたが、論としては、「理想を中心に」、あえて「理想的に取り上げよう」としています。
長期的な視野に立ってこそ、トレーニングの意味があるし、それを伝えるのがレッスンだと思うのです。
とはいえ、ここでもいろんなケースを扱っています。そこで、盲点について論じたいと思います。
フィジカルトレーナーでたとえると、わかりやすいので、そこから話に入ります。優秀なトレーナーと思われている人は、次のようなプロセスを経ていることが多いように思います。
1、 本人は、日本では、それなりに活躍できるレベルの選手であった。
2、 ケガやその他の原因で若くして引退した。
3、 そこから独学、もしくは海外の新しい体系を学び、独立開業した。
4、 対象は一転して、一般、初心者になった。(まれに選手を扱うこともあり)
日本のこの分野の未熟なことを挙げて、それに応える形での持論や自分のトレーニング法を編み出し、勧めます。