夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お尻#

お尻は外側から大殿筋、中殿筋、小殿筋です。中殿筋が重心を保ち、股関節の外転内転を支えます。ヒップアップにも関係します。 ちなみに、hipは、ウエストの下の骨盤あたりで、お尻はbottomです。 お尻の穴を引き締めても中殿筋は鍛えられません。イスで腿を…

体軸#

体軸として、正中感覚、体の軸、センターラインを意識しましょう。 正座して上半身で大円を描くように回してみましょう。 腹筋、腹圧が、意識できるでしょう。 脊柱起立筋、外側から腸助筋、最長筋、棘筋で、とても長い筋肉です。 これらが、姿勢保持に使わ…

体のくせの修正

歩き方や走り方は、脳と体の回路を修正することが必要です。同じように、発声にもくせがついているのを修正していくのです。 体の全身を使うイメージは、たとえば、手先で10円玉の円を描くことから大きくしていきます。手でフライパン大、腕でフラフープ大、…

走り方

走り方も、1990年代までは、地面をけり膝を高く上げるため、大腿直筋と腓腹筋を鍛えました。それが、90年代、ハムストリングス強化となりました。 ハムストリングスとは、骨盤中心に大腿骨を挟んで膝を支える大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つです。フィ…

歩き方

股関節は、腰の下の内股ではなく、骨盤の横、大腿骨の骨頭にあります。歩き方もこのイメージを変わるはずです。 胸を軽く張り、腰を伸ばして、足と一緒に前に出します。腕は軽く後ろに引いてしぜんに振ることです。かかとで着地し、足首はあまり屈伸しないよ…

インナーマッスル

インナーマッスルである大腰筋、腸腰筋が重要です。 インナーマッスル中心になってきたのは、MRIによって大腰筋の大きさとの関連がわかってきたからです。そして、今、脊柱起立筋群が注目されています。 インナーマッスルは、元々、整形外科で使われていた用…

姿勢☆☆#

健康には、「1日1万歩以上歩くこと」と言っていたのが、 無理はよくないと8000歩くらいなりました。 量より質、個人差に応じるということです。 2足歩行では、重い頭を体幹の軸上、首、脊柱、骨盤と通した直線上にのせておくことが望ましいでしょう。 まっす…

メンタルにおける障害(4)「自己愛タイプ」

パーソナリティ障害に近いのですが、 褒められたい、 失敗への恐怖が強い、 自信がぐらつきやすい、 共感性が弱い、 傷つきやすい、 攻撃性、 評価を気にする、 調子にのりやすく、落ち込みやすいなど。

メンタルにおける障害(3)双極性障害(躁うつ病)

1.双極Ⅰ型障害 2.双極Ⅱ型障害(軽躁とうつ) コミュニケーション障害、言語発達の遅れ、吃音、構音障害(これにはST「言語聴覚士」が関与します)。 ただし、ネットでの「コミュ障」は、主に自閉症スペクトラムの人の異常行動について使われていますが、これ…

メンタルにおける障害(2)発達障害

1.自閉症スペクトラム この特徴は、天然、こだわる、ルーズ、化ける、世間話ができない、失言する、本能的に動く、臨機応変が苦手などにみられます。 1944年にアスペルガーにより報告され、1980年代アスペルガー症候群が多数みられるようになりました。 2.AD…

メンタルにおける障害(1)自閉症

メンタルでの障害について、大雑把にまとめておきます。 自閉症は、遺伝的な要因、生まれつきの脳機能障害によります。 幼児期に言葉の発達の遅れ、視線がおかしいなどの症状がみられます。 対人関係やコミュニケーションを苦手とします。 パターン化した行…

高い目標と大きな呼吸

どこまで目指すかでトレーニングは、変わってきます。 それを決めるのは、最終的には、本人です。 全身を使うのなら、当然、体全体のトレーニングが必要です。 筋トレだけでなく、柔軟やコアトレもいるでしょう。 呼吸は深く、つまり、大きくしていくことが…

トップとの差

私のところには、各分野のトップアーティストもきます。 つまり、そうした経験で、その違いが、ここのトレーナーにはよくわかっているということです。 また、声以外の才能で活躍できている人もくるので、そうした要素もわかってきます。 何も声が全て、声が…

基礎体力差

これは、10分ほど立っているのさえ疲れる人に、歩くトレーニングをしているようなものです。リハビリならOKですが、それでオリンピックに、いや、レースに出られる条件が獲得できると思いますか。 ヴォイトレに興味をもつ人には、そういうレベルの人がすくな…

レベルとヴォイトレ

ファストフード店のあいさつの滑舌練習のように、すぐ身につく、発音はクリアに声は明るく感じよくなる、しかし、別に声も呼吸も元と変わらないし、その声で歌っても合唱団レベルにもならないようなことが、ヴォイトレの主流になってきたのでしょう。 現代人…

急ぐと制限される

ヴォイトレの多くは、「早く楽に、誰でも、少し上達して効果が実感できる」ことを目的にしているために、そこから先のプロセスがありません。 それがゴールで、その後、伸びないのです。 はっきり言うと、可能性を制限しているマニュアルとかレッスンといえ…

声のない人の結果と不足☆

あまり声のない人は、ひびかせ方とか当て方、飛ばし方などを教わって、人並みに器用にこなせるようになって終わりです。あるいは、そこまでもいかないでしょう。 何年たっても細かなテクニックは覚えたけれど、声はほとんど変わらないのです。 声量がつかず…

声のある人の結果と不足

芯のある声がないのに、ひびく声や当てる声、飛ばす声など、いろんなメソッドを用いても、多くは、複雑に使いわけただけの結果になります。表現力になり得ません。 元々、声のある人、しっかり出せる人は、うまくいくことがあります。うまくいくというのは、…

まねとその限界

ビジネスに使うレベルなら、自分がなりたい人をまねてみてよいでしょう。半分くらいまでいけば、それなりに通じるからです。 しかし、アートにおいて、100パーセントまねても意味はないし、実のところ、決してまねられないものです。 歌手やトレーナーの声に…

自己流とオリジナリティ☆

歌の上達は、大体、「自己流」となり、本人の可能性のある方向から逸れていきます。 ここは、レッスンでも、とても大切なところです。 その人にとって、よい見本となる歌や歌い手の声や発声は、本人が選ぶのと異なることが多いからです。 それがわかるのに、…

ヴォイトレでの見本

声のサンプルの見本は、一人に絞らない方がよいです。その一人が自分とぴったり合うことはめったにありません。 一人ひとり、楽器としての喉が違うのです。合わない人に影響を受け、まねていると、まねたところで本当の進歩は止まります。 それが第一歩とな…

遊び

声については、幅広くいろいろとまねてみるのは、とてもよいことでしょう。 この遊びこそが、とても大切なことです。 そのときに、何から学ぶのか、その選択こそが感性であり、才能といえます。 そこを、私は、補助していくことを重要なことと思い、研究所で…

ヴォイトレの入り口

憧れの人やなりたいと思う人の声をまねること、それは、どんな分野でも入り口です。 そこで、基礎や自分とのギャップがわかりやすい分野もあります。 歌でも音感、リズム感などは、そこから入るのがよいと思います。 それで足らなければ補強のトレーニングを…

その後の呼吸

歌唱やせりふという実践に入ると調整や配分が第一となるから、呼吸の力が弱っていくのです。 器を使うことが求められ、器を大きくすることが忘れ去られます。 いつも3年から5年先から伸びるための基礎トレーニングを心掛けてください。 2、3年でできたことな…

全くもって足らない呼吸

「肩呼吸や胸呼吸はだめ、腹式呼吸ならよい」など、大雑把なことは言いません。 本やレクチャーでは、迷わせてはいけないので、そういうふうに大別をすることもありますが、「腹式呼吸」と多くの人が言って、行っているくらいの呼吸では、本当のところ、全く…

体からの声

私の求める基本は、声のある役者にもなれるし、役者がオペラ歌手の役をやるなら、一声くらいはオペラでも通じるレベルということです。 そのくらいをもカバーできるというのが、基本です。 別に声やせりふや歌に区別の必要はありません。 身体からの声という…

アスリートと発声

残念ながら、運動や体操くらいで、本当に発声に必要な呼吸が身につくことはありません。 発声のレベルを落とせば別ですが。私は、中途半端にやるようなトレーニングなど、気休めとしか思いません。 それなら、スポーツ選手が皆、歌手になってしまいますね。 …

息を吐く

息を吸えない人、息を吐けない人が増えています。 昔は、「時間があれば息を吐いている」と言っていましたが、今こそ多くの人にそうした基礎のトレーニングが必要です。 くらくらとめまいがしたり、気分が悪くなる人もいるので、急にハードに行うのは危険で…

セス・リグスの声(SLS)☆☆

すでに声の出る歌い手相手のトレーナーは、調整型が多く、トレーナー本人も声が強くないことが多いです。 私が知るトレーナーでいうと、もっとも、こうした基本の声がすぐれていたのが、セス・リグスです。セス・リグスは、指導は、調整型なのに、本人は強化…

ヴォイトレの基本☆

ヴォイトレの基本ということで述べると、一言、出すだけで納得させてしまう声です。 発声―せりふ―歌唱―表現の、発声のところでの基準です。 その声を扱うのに、しっかりした呼吸、あるいは、呼吸法が必要なのであって、呼吸法をやっていれば声が出るわけでは…