夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

声とことば

頭と身体、それを私は、ことばと声として、並べて比べています。ことばが声を使って伝えているとか、ことばの方が声よりも高度で偉い、大切などとは思いません。 私の立場からは、声の一つの変化体が、ことばにすぎません。たくさんの言語があるなかのたった…

ドラマとリアル☆☆

私が社会に出た頃、モノをコト化するとか、ストーリー化していくといった手法がもてはやされていました。それは、生活に即してのイメージに実感を与えているようにみえました。 しかし、その多くは、ドラマのようにできすぎていて、シンプルな頭の中での空想…

きく

五感で受け止めることを「きく」といいます。きくというのは聴覚だけではありません。酒を利く、香をきくということもあります。 全身全霊で聴く、全細胞で聴く、音楽や声が全身にくまなく浸透するように聴くのです。 ヴァイオリンの音のように、ソプラノ歌…

開花

昔は、厳しい師の前で、自らそうした状態をつくれたとき、そこまで押さえられていたものが瞬時に、得られたものと思います。本番よりも厳しい稽古で緊張ばかりの毎日が続き、あるときリラックスしたら、みえた、できた、開眼したというケースです。もちろん…

ハードの後に

相手を高めるのは、よい状態にしなくてはいけないのですが、日本男児たち、かつての指導者の多くは、パワーだけでまっすぐにぶつかっていく術をよしとしていたように思います。「鉄は熱いうちに打て」のごとく、いささか荒っぽくハードでした。すると、失敗…

入口

私がついた最初の師は物理学者で、仏教や禅を研究していました。いろんな公案を取り上げていました。どちらもわかりようがなかったことが、私には幸いしたのかもしれません。 なぜ、そんなことをするのかわからないことをしている、そこに情熱をかけている、…

社会に挑む

常に挑まないと、いつも言われたことしかわからず、言われないと動けません。同じことは、言われなくてもできるようになるかもしれませんが、同じではないこと、新しいことには対応できません。 教科書で知識は学べても社会を学べません。社会で活用できない…

枠組み

何事も、教えられたとき、その言動そのものを学ぶのではありません。なぜそうした言動が出てくるのかの枠組みを学ぶのです。それを捉えることからはスタートできないときには、形から入らざるをえないのです。 少なくとも、自分以上に相手はできている、そう…

判断できないこと

相手の力を自分の器で推し量って習いにいく人がほとんどです。自分のためにすることだから、自分で判断するというわけです。自分のことは自分が一番よく知っていると思っているのです。そこをまずは疑った方がよいと思います。 その人に力があれば、その言動…

わからないもの

相手が自分よりもすぐれたものを持つと思ったとき、「自分が考えても同じようにはわからない」と思わないのでしょう。私は、そのように思っていました。 でも、最近は、上下関係に厳しさがなくなったせいか、競争などで厳しく育っていないせいか、時間をかけ…

形と実☆

武道は、師が先をとり、弟子は師に追いつこうとしていくので、このプロセスがわかりやすいです。ですから、師に負けてばかりいても充実感を得られるのです。そのわかりやすさは、うらやましくもあります。 最終的には、師でなく自分の先にあるもの、それは、…

自己流と習得の違い☆

全くの自己流で学んだときが+5としたら、そこから誰かをまねたときはメリット+1でデメリットは-5、つまりトータルはマイナスになるでしょう。しかし、このマイナスは+1が、いつか+10になるために必要なのです。 私は+5で―25くらいになったときには、ス…

ズレ、無理、矛盾に学ぶ

学ぶ=まねぶことにも、私は、誰か一人のトレーナーで模範を示し、見本にするのでなく、二人以上のトレーナーをつけて幅をもたせます。つまり、ギャップをあえておきます。(研究所のそうした独自の指導体制については、ここでは略します)。 ギャップとはズ…

まねることの先

トレーナーをまねるのは学ぶことの初歩ですが、完全にまね切ってはいけません。トレーナーの心身、声をスキャンしてみると自分とのギャップがあります。そこをどう似させて詰めていくのかが多くのレッスンのようですが、実は、埋まらないギャップを知り、そ…

アドリブのように

ライブは、即興。だからこそ、活きるのです。すでにあったことをくり返すのではなく、これからつくるのが、ライブです。 ですから、これまでのものをそのままくり返して再現することで、成り立っている文化へは、切り込むことになります。 すでにやったこと…

配慮の深さ

コミュニケーションでの気配り、配慮は、なかなか難しいものです。同じことでも誰がいつ言うか行うかで、よし悪しも変わります。そこでの人間関係とそれまでの人間関係と、相手と自分、周りの人すべてが関わって、決まるものだからです。 いじることで楽しま…

察して言わない文化

察するという風習は、日本人の特色の一つですが、私たちだけでなく、どこの国の人も察して行動しているのです。これは配慮の深さで、KYや忖度と直結します。 ただ、日本の場合、言われないのをゼロとして、言挙げするとマイナスになります。言われないで察す…

アドバイスのことば

次のようなことばを使っていきます。 挑戦する、自分から動く、失敗してよい、間違えてもよい 時間をかける、マイペースでよい、準備に待たせてもよい やり方は自由、人の目を気にしない 独自の方法でも、これまでのやり方でよい 自分で選ぶ、自分で考える、…

協力する

「皆、仲良くしろ」でなく、「仲良くしなくても意見は聞き、尊重して協力しろ」ということを教えるとよいと思います。 利己的欲求は20代をピークに利他的になっていくそうです。なので、大人になれない人ばかりにはならないように願いたいものです。

現状で把握をする

現状を知るチェックシートです。 身体的健康 病気、怪我、痛み、気力、体力、心配事 外交的、楽観的、調和的、ユーモア、自立心 自尊心、教養、思想、宗教、個性 やさしい、親切、感謝、愛情、対人関係、友人 収入、財産、モノ、住居、趣味、娯楽、生きがい …

幸福と快楽

Well-beingとhappy/hi 理想、すばらしい、満足、大切なものを得ている、今を変えなくてよいと思えることはありますか。 日本語版PANAS(Positive And Negative Affect Schedule)によると、 ポジティブ:活気のある、わくわくした、気合の入った、きっぱりとし…

考えずに生きるのもあり、です。人も動物ですから。 体が自分です。悩みなどは、頭で考えて生み出しているだけで、大したことでもないのです。

ハインリヒの法則

「ハインリヒの法則」とは、1件の災害の裏に29件の小さな事故、その裏に300件の「ひやり体験」があるということです。 毎日3つのよいことを考えましょう。 小さな幸せを積み重ねましょう。

セロトニン

トランスポーター遺伝子では、短いのがS、長いのがLで、両親から受け継ぐのにSS型、LS型、LL型があります。これはセロトニンの量の少ない順です。少ないほどナーバス、慎重、内気なのです。 SS型が日本人の68%ですから、日本人は、神経質で緊張しやすいとい…

DNA

私たちのDNAの3%は、絶滅したネアンデルタール人のものだそうです。ホモサピエンスは、彼らよりも脳の大きさで劣っていましたが、右脳左脳をつなぐ脳漿では優っていたそうです。 人とチンパンジーとの違いは1.28%です。Y染色体だけでは生きられませんし、…

話の遺伝子

話のうまい下手に関わるDNAとして、言語障害を起こすものがあることがわかっています。(FOXP2 )。 遺伝子も変えられるのです。和食でオメガ3(α-リノレン酸、EPA、DHA)を摂りましょう。 遺伝子のOFFをONにする エピジェネティクスを邪魔するのは、さびとウィ…

温熱と若返り

熱でヒートショックプロテインをつくるHSP70が活性化すると、若返ります。ガン細胞は、42.5度で死ぬので温熱療法(ハイパーサーミア)もあります。勝手に行っては危ないです。保険適用です。 若返りというと、一時、サーチェイン遺伝子が脚光を浴びましたが、…

運動

日常での運動を習慣化しましょう。立ち上がる、歩くだけでのくり返しもよいです。階段の昇り降りや、家事、掃除などの手伝いは、さらに役立つでしょう。 ドローイン、これは肩甲骨を寄せて胸を張り、息を吐いて腹をへこまします。(10秒間キープ)。 体温が一…

食べ物と糖質

血糖値を急に上げる食品:食パン、精白米、もち、そうめん、白砂糖、ミルクチョコ 血糖値を上げない食品:牛肉、鶏肉、豆腐、しらす干し、ナッツ、ヨーグルト 糖質の多い果物:りんご、バナナ 糖質の少ない果物 いちご、桃、夏ミカン、グレープフルーツ、ス…

カルシウムと骨粗しょう症

新説では、牛乳でカルシウムを補うのは、よくないそうです。補うことで骨からの排出が進むそうです。 腎臓の結石も、今ではカルシウムをとる人よりとらない人の方ができやすいそうです(「カルシウムパラドックス」)。 カルシウムのとりすぎはよくありません…