よくA、A’、B、Aの基本パターンフレーズで(それぞれ8小節くらいで8×4行)のときに、プロや外国人がA’からBをノンブレスで続けて、Bの途中でブレスを入れて盛り上げるパターンがあります。それを聞いてまねてやるのはよくないです。形をとるのではなく実=身として捉えましょう。呼吸が余裕があるから感情の盛り上がりでつながってしまうのでなければ、しぜんでないのです。即興である歌の応用表現です。
それをA-A’、A’-B、B-Aでもやってみてください。つまり、ブレスの位置を1つすらも、音の流れをもっともよいところにして、そのことを知るのです。
1コーラスで、どのような動きをしているかを歌詞を抜いて、しっかりとたぐっていきます。そのために、コンコーネ50などを母音や子音の一音、ハミングなどで歌っておくことは、基礎の基礎となるのです。