夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

英語や日本語を簡単にする

共通語は、現実のコミュニケーションのために使うものです。今のところ世界の共通語の位置づけにあるのは英語です。中国語やスペイン語を使う人も多いのですが、国を超えたところで話せることばとしては、インターネットなどにおいては、元から使われている英語が有利です。

 他の国の人が学ぶには、英語は、かなり複雑でいい加減なルールの言語で苦労します。こういうときはエスペラント語ではありませんが、シンプルなルールの共通語に英語を変えていけばよいのです。たとえば、使う英単語は1500語以内を目安にするなどということです。それがグロービッシュということです。

 日本語でも海外の人が学びやすくするためのグローバル・ジャパニーズというようなものを提唱する人もいます。こういう場合、言語は文化でもあるので、変えてはいけないという保守的な人々の反対にあうのです。そのおかげで、漢字も日本語も生き残ってきたのでもありますが、外国人向けには、読み書きに難しい日本語を制限して2000語くらいで通じるようにする方がよいでしょう。それを日本語のネイティブである私たちが、区分けして覚えるのです。それは、制限するだけなのでたやすいはずです。外国人と、その制限下で話せばコミュニケーションがとりやすいからです。

 日本語がすぐうまくなる外国人の心配よりは、日本人の心配をすべきですね。外国人とは2000語以内で話す。日本人とはこれまで通りで、日本語を2000字だけにするのがよいと言っているのではありません。