声がそれぞれ違うことには、誰もが気づいています。しかし、何が違うのかを説明するのは難しいものです。動画を見ても、アーティキュレーションや息遣い、声の通り方など、さまざまに異なります。
私も聞きながら「これはどういえばよいのだろう」と思うことが多くあります。
大きな声だからよいわけでも小さな声だから劣っているわけでもありません。
声の間合いや鋭さ、立ち上がり方、そして、言葉のひびき方など、細部にも、その人の個性が現れます。
そうした違いを観察し、自分の声の特徴を理解することが、発声訓練の第一歩になります。