夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

プロセスの組み立て☆

喉や発声に負担をかけないようにする呼吸法や呼吸のトレーニングもあります。それを体や喉の弱くなった人の多くなった最近、よく使います。でもこれは、筋トレと同じ、部分的に切り離した強化へのアプローチです。

 これだけで声が大きくなるなら、アスリートなら、レッスンしなくてもよいはずです。アスリートの呼吸に関する筋力は鍛えられています。大体、大きな声が出るし、声も鍛えられています。それは呼吸トレーニングでなく、大きな声をたくさん出してきたからです。

 つまり、発声での呼吸は、呼吸単独のトレーニングだけでは身につきません。高い声などについて述べていることと同じです。

 プロセスを組み立てられたらよいことですから、どちらがよい、間違いとかではありません。人や期間によって違うのです。アプローチとして方向が違う。そこを丁寧に繊細にすればよいのです。

1. 大きな声を出してみる。

2. 限界になれば、呼吸など、別のアプローチをする。

3. 2つの結果を出して、合っているのなら、この順に並行して、その強化の度合いや練習時間を変えていく。

 無意識に、しぜんと楽に、気づかないままに上達していくのが理想です。

誰しもそう考えることですが、上達というのは、そこにできるだけ早く、というのが入るから、さまざまな要因が出てくるのです。