いろんな方の疑問に、いろんな専門家の論も引用されています。勉強にはなりますが、私の指導を変えてくれそうな説得力のあるものではないのです。私も、新たなことに気づくために質問を受け付け、答えてはいるのですが…。
「勉強になる」のは、これまでもくり返してきたように、ことばの限界、トレーニングやレッスンの浅さについてです。自己正当化のために立論しているのならまだしも、10代の子のように「こんなことを聞いた」とか、「偉い人がこうやっているから」というレベルでの引用、思いつきのような言い放しなど、仮説にもならないものが大半です。
多くの仮説や問いかけが出ていますが、現場を持ち、地道に何年も何百人にも試行し、他の専門家に聞と試してきているのが、研究所です。
ことばやレッスン、トレーニングの仕方は、相手によっても、また、日々でも、変わっていきます。そこで変わらないのが本質的なことです。
今のここでのレッスンは10年前の私のレッスンとは違います。レクチャーで話すことも毎年、変わります。
学べない人のなかには、昔の私の本をもって批判する人もいますが、私も常に改訂する努力を続け、本も、こぅいう文章も改め続けているのです。今の、ここでのことでの意見を賜りたいものです。